1歳のしつけはいつから始める?まだ理解できない理由と関わり方を教員目線で解説

1歳のしつけはいつから始める?まだ理解できない理由と関わり方を教員目線で解説

「1歳なのに全然言うことを聞かない…」「何度注意しても同じことを繰り返す」「しつけってもう始めるべき?」

そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。1歳になると行動範囲が広がり、自我も育ち始めます。

そのため、親としては「教えなければ」と思う場面も増えてきます。

しかし、1歳児はまだ大人と同じように理解したり、自分の行動をコントロールしたりすることはできません。

この記事では、1歳のしつけはいつから始めるべきなのか、まだ理解できない理由や関わり方について教員目線で解説します。

結論|1歳のしつけは今からでOK。ただし「教え込む」のではなく「伝え続ける」が大切

1歳のしつけは今からでOK。ただし「教え込む」のではなく「伝え続ける」が大切

1歳のしつけは始めても大丈夫です。ただし、大人がイメージするような「ルールを理解して守る」という段階ではありません。

この時期は、

  • 危険なことを伝える
  • やってほしい行動を繰り返し見せる
  • 良い行動を褒める

ことが中心になります。すぐに結果を求めるのではなく、少しずつ積み重ねていく意識が大切です。

なぜ1歳児は言い聞かせても伝わらないのか

よくある理由

1歳になると、だいぶ理解が進み、「言ってること、わかってるやんな?」って場面も多い事でしょう。

それでもなぜいうことを聞かないのか。理由は複数あります。

脳の発達がまだ途中だから

1歳児は言葉を少しずつ理解し始める時期です。しかし、大人の説明を理解して行動を変える力はまだ十分ではありません。

「ダメだよ」と言われても、なぜダメなのかまでは理解できないことがほとんどです。彼らには大人のわがまま程度にしか感じられないでしょうね。

好奇心が強くなる時期だから

1歳は何でも触りたくなる時期です。危険だと分かっていても、興味が勝ってしまいます。

  • コンセント
  • 引き出し
  • 階段
  • ティッシュ

など、大人からすると困る行動も発達の一部です。こういったものは同じようなおもちゃを用意することで緩和する場合もあります。

感情をコントロールできないから

大人でも感情的になることがあります。1歳児はさらに感情を調整する力が未熟です。

嫌なことがあると泣く。欲しいものがあると怒る。それは自然な成長過程といえます。

1歳のしつけで大切な関わり方

関わる上での工夫

1歳のしつけで大切なポイントをまとめました。

短く分かりやすく伝える

長い説明は理解が難しいです。

  • 危ないよ
  • 痛いよ
  • ストップ
  • 座って

など、短い言葉で伝えましょう

できたときにしっかり褒める

しつけというと注意ばかりに意識が向きがちです。しかし、

  • おもちゃを片付けられた
  • 手をつないで歩けた
  • 順番を待てた

など、できた行動を褒める方が効果的です。できるじゃーん、とかママ助かる~とか。

大人が見本を見せる

子どもは大人の行動をよく見ています。

  • 挨拶
  • 片付け
  • 言葉遣い

などは親自身が見本になることが大切です。約束を守ることもそう。

すぐに結果を求めない

1歳時点では理解が進んでいるので「しつけ」の結果を期待しがちですが、実際に躾が定着してくるのは3~4歳です。

長い戦いになりますが、できなくて叱る、よりできたときに褒めるのを続けるようにしましょう。

ルールの固定化

ルールを固定して、「例外」を極限までなくすことで、それを「あたりまえのルール」と認識しやすいです。

例外があると混乱してしまうので、固定化と言うのがポイント。

やりがちなNG対応と改善例

ママがやってしまうNG行動

親がやってしまいがちなNGなしつけ方法をまとめます。

何度も怒鳴る

大きな声で怒っても内容は伝わりません。むしろ恐怖心だけが残ることもあります。

恐怖での支配は、恐怖対象がない場合に効果を発揮しません。今後の信頼関係にも悪影響です。

完璧を求める

1回伝えたからできるようになるわけではありません。何度も繰り返すのが当たり前です。

できないことがあっても仕方ない。まだ1歳だから。

他の子と比較する

発達には個人差があります。SNSや周囲の子と比較しすぎると親自身が苦しくなります。

子どもによってできる事、できないことに大きな差はあります。ほかの子と比較して叱る癖をつけないようにしましょう。

悪い事を直した時に褒める

食事中に足をテーブルに上げることがあるんですよ。もちろん、これを注意して、褒めるとまたやるんです。

子どもにとって、我慢して褒められる、できなかったことをできるようになって褒められるより、圧倒的に低コストだから。

初めに叱られても、褒めてもらえるならそれでいいと思えてしまう。

悪いことを注意して直したときは、真顔でそうだね、もうしないよ、と言うようにしましょう。

「例外」が多い

前は怒られなかったのに、なんで今は怒るの?っていう機会が多くなると、子どもも何がいいのか、ダメなのか理解できず、前はよかったんだからいいじゃん!ってなります。

ゼロにするのは難しいですが、なるべく例外をなくす努力をしましょう。

教員として感じる「しつけ」と「発達」の関係

教員として感じる「しつけ」と「発達」の関係

様々な子どもたちと関わってきましたが、幼い頃から一度で理解できる子はほとんどいません。大切なのは、「伝えることを諦めない」ことです。

学校での指導と異なるのは、毎日関われること、すぐに結果が出ないことだと思います。学校に来ている子たちは「先生が言うからその場だけ」いうことを聞くということも多いんです。

1歳からの積み重ねで、確実に人間としての基盤は育ちます。まずは親が手本を見せる事、例外を極限まで減らして「あたりまえ」として定着させることが重要です。

今日できなくても、数か月後にできるようになることはたくさんあります。今の行動だけを見て判断する必要はありません。

まとめ|1歳からのしつけは3~4歳で花が咲く

1歳のしつけは今から始めて正解です。すぐに結果は出ないものの、確実に結果に残ります。ただし、大人が思うような結果をすぐに求めるのではなく、繰り返し伝えることが大切です。

また、大人の人間でも「習慣」として定着するには3か月の継続が必要。子どもに対してはそれ以上の時間がかかると思っていたほうがいいでしょう。

1歳児はまだ発達途中です。できないことではなく、少しずつ成長している部分にも目を向けながら関わっていきましょう。

当サイトでは、他にも

など、さまざまな悩みに沿った発信をしているので、みなさまの参考になれば幸いです。

ぬんママ
Author: ぬんママ

プレママさん&ママパパの悩みを解決する情報を発信します! 令和6年10月生まれの娘のママです 戦友として一緒にゆるく楽しく無理せず頑張りましょう!

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