1歳で呼んでも振り向かないのは大丈夫?教員目線で解説|原因と今すぐできる関わり方

1歳で呼んでも振り向かないのは大丈夫?教員目線で解説|原因と今すぐできる関わり方

こんにちは、ぬんママです。「名前を呼んでも振り向かない…」「聞こえてないのかな?それとも何かあるの?」

1歳頃になると、呼びかけへの反応が気になり始める方はとても多いです。特に周りの子と比べたり、SNSや発達情報を見たりすると、不安が大きくなることもありますよね。

実際、“呼ばれて振り向く”という反応は、言葉の理解やコミュニケーションの発達とも関わる大切な行動の一つです。ただし最初に知っておいてほしいのは、1歳の反応にはかなり個人差があるということです。

  • 遊びに集中している
  • 興味が別に向いている
  • まだ「名前=自分」と結びついていない

など、発達の途中だからこそ起こるケースも少なくありません。

そのため、「振り向かない=すぐに問題がある」と決めつける必要はありません。一方で、他の様子も含めて見ていくことは大切です。

この記事では、

  • 1歳で呼んでも振り向かない主な理由
  • 注意して見たいポイント
  • 今日からできる関わり方

を分かりやすく解説します。「大丈夫かな…」という不安を、“どう関わればいいか”に変えられるよう、一つずつ整理していきましょう。

結論:1歳で呼んでも振り向かないことは珍しくない

1歳で呼んでも振り向かないことは珍しくない

呼んでも振り向かないこと自体は珍しくはないので、ポイントだけ抑えて観察しましょう。

集中していると反応しないことはよくある

1歳頃の子どもは、興味のあることに強く集中する時期です。

例えば、

  • おもちゃ遊び
  • 動いているもの
  • 音が出るもの

などに夢中になっていると、周りの声が入りにくいことがあります。そのため、「呼んでも振り向かない」という場面だけで、すぐに問題があるとは言い切れません。

聴力や理解の発達も個人差がある

名前=自分と理解できていない場合や聴力の発達が遅いという可能性もあります。

大人になって「名前を呼ばない人」って増えている気がするんですよね。呼ばなくても代わりの言葉で気づいてもらえる。

それを家でもやっていると、名前を呼んでも認識されないことも多々あります。

ただし確認すべきポイントはある

重要なのは、「振り向くかどうか」だけを見ることではありません。

例えば、

  • 目が合う
  • 笑顔を返す
  • やりとりを楽しむ
  • 他の場面では反応がある

など、コミュニケーション全体を見ていくことが大切です。

なぜ呼んでも振り向かないのか

なぜ呼んでも振り向かないのか

呼んでも振り向かない理由として可能性のあるものをまとめました。

興味に集中している

1歳頃は、興味の偏りが強い時期でもあります。特に好きな遊びをしていると、周囲の音より“今見ているもの”への意識が優先されやすくなります。

名前と自分の認識がまだ弱い

テレビ・動画・生活音など、刺激が多い環境では声が届きにくいことがあります。名前を呼ぶときは、近くで、落ち着いた環境で、短く声をかけることが大切です。

音や言葉の理解が発達途中

「名前を呼ばれる→自分だと理解→反応する」という流れは、発達の積み重ねで少しずつ育っていきます。

そのため、まだ反応が安定しない時期の子もいます。

発達の目安 どこまでできていればOK?

発達の目安 どこまでできていればOK?

「呼んでも反応しない」というのはなかなか判断が難しいと思いますが、ある程度の基準があります。

名前に反応する時期の目安

1歳前後で反応する子がほとんどで、1歳半になっても呼んでも振り向かない、共同注意(指差しして教えてくれるなど)が弱い、指差しがないなどの複数の状態が見られるとASD疑いになります。

個人差が出る理由

特に名前を呼ぶことに関しては、家庭によって機会が少ないことも多いので、個人差が出やすいです。本人が自分の名前を自覚できるような声掛けがキーポイントになります。

振り向かなくても問題ないケース

  • よく目が合う
  • 人と関わりたがる
  • 模倣する
  • ジェスチャーや指差しなどをする

以上の場合はただ名前を自覚していないだけ、または集中力が強い、マイペースなだけという見方のほうが強いでしょう。

注意が必要なサイン

発達面で注意が必要なポイント

注意が必要な場合は以下の3点。

大きな音にも反応しない

いつ呼んでも全く反応がない場合は、少し注意して様子を見る必要があります。ただし、一時的なものかどうかも含めて、全体で判断することが大切です。

目が合いにくい

呼びかけだけでなく、普段から目が合いにくい場合も、一つのサインとして見られることがあります。

指差しややりとりが少ない

  • あまり共有しようとしない
  • 人への興味が薄い
  • 真似遊びが少ない

など、コミュニケーション面で気になる点が複数ある場合は、相談を検討しても良いでしょう。

親がやりがちなNG行動

親がやってしまいがちなNG行動

親がやりがちなNG行動をいくつか紹介しておきます。

何度も強く呼びすぎる

反応がないからといって、何度も強く呼び続けると、子どもにとってストレスになることがあります。まずは落ち着いた声で、近くから関わることが大切です。

反応しないとすぐ不安になる

「また振り向かなかった…」と毎回不安になると、親側も疲れてしまいます。子どもは親の感情を受け取ります。ポジティブな気持ちで名前を呼んであげましょう。

一方的に声をかけ続ける

一方的な声掛け、動画視聴が長くなると、一方通行の刺激が増えやすくなります。コミュニケーションは、“やりとり”の積み重ねで育っていきます。

呼びかけへの反応を育てる関わり方

呼びかけ反応のためにできること

教員目線の知識もあわせて、子どもの反応を育てるかかわり方をご紹介していきます。

名前を呼んだら楽しいことが起きる経験を増やす

「○○ちゃん!」と呼んだあとに、

  • 抱っこ
  • 笑顔
  • 遊び

など、楽しい反応を返すことで、“呼ばれること”への意識が育ちやすくなります。いないいないばぁも子どもの名前をよんでやってみるといいでしょう。

目が合った瞬間をしっかり返す

名前を呼んで振り向いたときは、「見てくれたね!」「ありがとう!」など、しっかり反応してあげましょう。“反応すると楽しい”経験が積み重なっていきます。

遊びの中で名前を使う

コミュニケーションは、“教える”より“楽しむ”ことが大切です。追いかけっこ・絵本・歌遊びなど、やりとりが増える遊びを意識してみましょう。

ママ、〇〇と子どもの手を使って触らせながら名前を呼ぶのもいいでしょう。うちの娘は〇〇の足!手!ほっぺ!って触るのが好きです。

名前入りの絵本を作るのもおすすめです。記念にもなるし、ぜひ1歳の誕生日と言わずとも、注文してみることをおすすめします。「こんにちは、〇〇ちゃん」の本を持っていますが、娘のお気に入りです。

ぜひ以下からのぞいてみてください!↓

日常でできる具体的な練習方法

おすすめの練習方法

教育学的視点でもおすすめの練習方法をご紹介します。

呼ぶ前に近づく

遠くから呼ぶより、近くで視線を合わせながら声をかける方が伝わりやすくなります。

短く分かりやすく話す

長い言葉より、「○○ちゃん!」「おいで!」など、短い言葉の方が理解しやすい時期です。

生活の中で繰り返すコツ

食事・お風呂・散歩など、日常の中で名前を呼ぶ機会を増やしていきましょう。繰り返しの経験が、理解につながっていきます。

  • 〇〇~おいしいね
  • 〇〇、お風呂行こ!
  • 〇〇の服かわいいねぇ

なんでも名前を呼んでから会話に入るようにしています!これは本当に意識的にやっていますね。88歳の同居しているじじ、物忘れが激しいですが、自分の息子(義叔父)より私の娘の名前のほうがすんなり出るくらい呼んでいます笑

相談の目安と相談先

相談は迷わなくていい

1歳で呼びかけに応じないって不安ですよね。相談先のご紹介。

1歳半検診との関係

1歳半健診では、呼びかけへの反応やコミュニケーションの様子を確認されることがあります。ただし、その時点だけで全てが決まるわけではありません。

ほかの発達に関しても、「1歳半」がキーポイントになることがほとんどなので、このときに相談してみるといいと思います。

不安が強い場合は早めに相談してよい

  • 他にも気になることがある
  • 反応がかなり少ない
  • コミュニケーション全体が気になる

場合は、保健師や専門機関へ相談することも大切です。病院に相談するのはハードル高い!

まずは自治体の「育児相談」を利用してみてください。ほかにも児童館や支援センターで看護師さんや保健士さんがいる日に相談できるところもあります。

早めに相談するメリット

相談することで、

  • 関わり方のヒントがもらえる
  • 不安を整理できる
  • 必要な支援につながれる

というメリットがあります。私も支援級の勉強はしてきていますが、教育と育児はまた別物です。

親が一人で不安を抱えていても、不安な時間を孤独で過ごすだけなので、まず不安なら専門家に話して少しでも「もやっと」を減らしておきましょう。

まとめ|1歳で呼びかけは普段からの呼びかけが重要

1歳で呼んでも振り向かないと、不安になるのは自然なことです。ですが、この時期は集中力や興味の偏りも大きく、「振り向かない=問題がある」とすぐに判断できるものではありません。

大切なのは、

  • 日常の中で反応があるか
  • 目が合うか
  • やりとりを楽しんでいるか
  • 少しずつ成長が見られるか

など、“全体のコミュニケーション”を見ていくことです。また、子どもの反応は、「教える」よりも、日々の関わりの積み重ねの中で育っていきます。

  • 名前を呼びながら楽しく関わる
  • 反応があったらしっかり返す
  • 一緒に遊びながらやりとりを増やす

こうした経験が、言葉やコミュニケーションの土台につながっていきます。

もし不安が強い場合や、他にも気になる様子がある場合は、1歳半健診や専門機関に相談することも大切です。焦りすぎず、“今できる関わり”を積み重ねながら、成長を見守っていきましょう!

当サイトでは、他にも育児情報をまとめています。

などもまとめているので、参考になれば幸いです。

ぬんママ
Author: ぬんママ

プレママさん&ママパパの悩みを解決する情報を発信します! 令和6年10月生まれの娘のママです 戦友として一緒にゆるく楽しく無理せず頑張りましょう!

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