1歳で言葉が遅いと感じたら|教員目線で原因と今すぐできる関わり方を解説

1歳で言葉が遅いと感じたら|教員目線で原因と今すぐできる関わり方を解説

こんにちは、ぬんママです!「1歳なのにまだ言葉が少ない…」「ママパパすらいわないんだけど大丈夫?」

SNSや1歳半健診の話を目にして、不安になる方は少なくありません。特に毎日一緒にいる親だからこそ、小さな違いが気になってしまうものです。

ただ、最初に知っておいてほしいのは、1歳の言葉の発達にはかなり個人差があるということです。実際、言葉がゆっくりでも、その後ぐんと伸びる子は珍しくありません。

一方で、「様子見で大丈夫なケース」と「少し注意して見ていきたいケース」があるのも事実です。大切なのは、“話せる単語数”だけで判断しないことです。

この記事では、教員として子どもたちを見てきた視点も交えながら、

  • 1歳で言葉が遅いと感じる主な原因
  • 注意したいサイン
  • 今日からできる関わり方

を分かりやすく解説します。「うちの子、大丈夫かな?」という不安を、“どう関わればいいか”に変えていけるよう、一つずつ整理していきましょう!

結論:1歳で言葉が遅くてもすぐに問題とは限らない

1歳で言葉が出ないことは珍しくない

まず、1歳で言葉が話せない、話せる言葉の数が少ないからと言ってすぐに問題と判断する必要はないです。

1歳の言葉の発達は個人差が大きい

1歳の言葉の発達はかなり個人差があり、0か月時点で単語を話す子は58%程度というデータが出ています。

4割の子は話せないので、気にする必要はありません。

「話さない=遅れている」とは限らない

話さない=遅れているとは限りません。子どもって、自分が伝えられないから必死に泣いたり、言葉をマネしてみたりするんですよね。

普段のコミュニケーションで、自分の伝えたいことが伝わっていてあまり不自由していない子は言葉の必要性を感じないかもしれません。

ただし“見るべきポイント”はある

1歳の段階で言葉が出ない、これを単体で見るのでなく、「コミュニケーション」全体の評価は必要でしょう。

言葉が出なくても、指差しやしっかり目をみてコミュニケーションが取れていればあまり心配しなくて大丈夫です。

1歳の言葉の発達の目安は?どこまでできていればOK?

問題ないと判断できるライン

1歳の言葉の発達はかなり個人差があるものの、1歳半で話せる単語がゼロなら後にASD診断になる確率が~20%、2歳でゼロなら20~50%程度というデータがあります。

1歳前後の一般的な発達段階

1歳前後で話せないというのは、4割なので、あまり気にする必要はありません。1歳半で0なら様子観察、2歳でまだ発語がないなら専門機関に相談するのがいいでしょう。

心配であれば、自治体の育児相談で保健士さんに相談してもいいと思います。

個人差が出やすい理由

1歳の言葉が遅い、早いの個人差が出やすい理由は、もうこの時点で1人1人の得意不得意が出始めているからです。

大人になればみんなが違うのはあたりまえなのに、新生児はみんな同じってことが多いので、親としてはこの時期に個人差が出ることに戸惑いを感じ始める事でしょう。

ただ、これはすごく自然な事で、おもちゃや食べ物の好き嫌い、足の速い遅い、身長が高い低い、などそういった個人差と同じようなものだと思ってください。

注意が必要・受診を検討するケース

受診を検討してもいいケース

注意が必要なケース、受診が必要なケースもあります。

呼びかけに反応しない

まず、こちらの呼びかけに反応しない場合。意識的に無視することもあると思いますが、好きなものの単語を言ったり、名前を言っても反応しない場合です。

指差しや模倣が少ない

指差しや模倣がない場合も注意が必要です。ここで言いたいのは、外部の刺激に興味がないということ。

指差しができなくてもママのマネをしてみたり、自分のやりたいことを表現できたりしていれば大丈夫です。

表情やコミュニケーションが少ない

表情やコミュニケーションも重要なポイントです。話せなくても、指差しができなくてもおもちゃを持って遊んでと表現してきたり、ママに「伝えようとする」「コミュニケーションをとろうとする」姿勢があれば大丈夫です。

親がやりがちなNG行動

親がやってしまいがちなNG行動

1歳で言葉が遅いな…と不安になった親がやりがちな、NG行動をまとめます。

無理に言葉を言わせようとする

無理に言葉を言わせようとするのはやめましょう。「ママ」「パパ」など、やりがちですがあまりしつこくしないように。

子どもが伝えたそうなことを代弁してあげると、何度も言うよりも効果があります。わが子が遊びたいおもちゃを持ってきて差し出してきただけのとき、「あけて」でしょって言ってたらすぐに覚えました。

こうしてほしい時にこういうんだ、これは〇〇なんだって覚え方、特に子どもが好きなもの、伝えたいことを代弁してあげるといいでしょう。

テレビ・動画に任せる時間が長い

言葉はコミュニケーションのツールでしかないので、テレビや動画など、音だけで覚えるのは難しいです。

しっかりと親とコミュニケーションをとることが重要です。話さないから、わからないからと子どもに話しかけないのはNG。

わからなくても、返してくれなくても親からたくさんのことばを浴びせることが重要です。

実際に9か月~の子どもに人との会話orテレビで同じ内容の会話を比較した時に、テレビでの学習効果はほとんどなかったという結果も出ています。

正解を急ぎすぎる関わり

言葉を話せないことに対してイライラしてせかすような行動をとっていると、余計言葉を発さなくなる場合があります。

心配する気持ちも理解できますが、イライラしている相手、怖い相手に自分からコミュニケーションをとろうって大人でも思えませんよね?

ママが心配しすぎずにたくさん穏やかな時間を作って言葉を浴びせることが重要です。

今すぐできる関わり方

教員でも使う、今すぐできるかかわり方

言葉が遅いと心配するママが今すぐにできるかかわり方をご紹介します。

短く・はっきり・繰り返す声かけ

短く、はっきりと繰り返す声掛けが重要です。例えばイチゴなら「い・ち・ご」じゃなく「いちご」と伝える。これが「ちご」という形で発語したとしてもいいんです。「伝わった」という成功体験が重要。

子どもの興味に合わせて言葉を添える

子どもが興味のあるものの単語をたくさん使って会話する。うちの子は筆箱やドア、ふたなど「あけて」がすごく便利ですぐに覚えました。あとは長いけど「あんぱんまん」「にゃんにゃん」など。

混乱するからこういった言葉はよくないという考え方もありますが、それは後からでも修正できます。まずはコミュニケーションの成功体験を増やすことが重要だという考え方もあるので、ここは親の考え方次第ですね。

指差し・ジェスチャーを増やす関わり

指差しやジェスチャーを増やすかかわり方をしましょう。私の場合、最近はアンパンマンを描いてほしいとアピールされるのですが、どこに描くのか指差しさせるようにしています。

最初は自分で指さして「ここ?」という。すると私の指を使って指差しさせようとしたので、私が娘の指を使って「ここ?」と聞くと自分で指差しして「とぉとぉ(「こ」が発音できないので)」と指すようになりました。

“会話”より“やりとり”を増やす

会話よりやり取りを増やしましょう。例えば、「ぽっぺ」といって子どもの手を使って自分のほっぺ、子どものほっぺを触る遊びをしてみたり。ほっぺって言ってたくさん触れ合うだけでいいんです。「ここがほっぺだよ」ってわざわざ言わんでもいい!

ぱんだうさぎこあらとかもいいですね。ただ単語を繰り返すだけですが、うさぎって言ったらこれ!みたいなのが通じていればOKです。発語に繋がらなくても理解している、表現できるとなれば心配度合はかなり薄れるでしょう。

言葉を伸ばすためにできる生活習慣

言葉が遅いなぁと焦る心配はありませんが、できることはやりたい!っていうのが親なんですよね。わかります!

絵本の読み聞かせのポイント

絵本の読み聞かせはとてもいいですが、ストーリー性のあるもの、「文章」の絵本はまだ早いかもしれません。おすすめは以下の3種類

  • いないいないばぁ
  • スライムピピピ
  • しましまぐるぐるシリーズ

このあたりがおすすめです。まだ単語と言えるものでもないですが「言葉の音」を楽しむことが重要です。

楽天ブックス
¥999 (2026/05/21 16:08時点 | 楽天市場調べ)

日常の中で言葉を増やすコツ

とにかく短い単語で話す!なんでも話しかける!「今日の晩御飯なににしよう。」「パパはやく帰ってこないかな。」外をみて「雨!」

ポジティブな言葉をかけるようにしましょう。ネガティブな言葉はSNSでも私にでも吐き出してくださいな。

親の関わりが一番影響する理由

1歳前後って、一番信頼しているのも一番一緒にいるのも親なんです。保育園に行っていたとしてもやっぱりママパパへの信頼感って絶対だし、まだ子どもの社会もできていないので、親とのかかわり方の影響が大きいんです。

保育園に通わせていたとしても、車の中で今日楽しかった?ありがとね。とか、今日のごはんは〇〇だよ!とか

ごはん中に何回もおいしいねって言って食べるとか、そういった言葉の積み重ねが重要です。

まとめ|生活でたくさんの言葉を投げかけてあげよう

1歳で言葉が遅いと感じると、不安になるのは自然なことです。ですが、この時期の発達には個人差が大きく、「まだ話さない=問題がある」とは限りません。

大切なのは、

  • 指差しややりとりがあるか
  • 呼びかけへの反応はどうか
  • 少しずつでも成長が見られるか

など、“全体の発達”を見ていくことです。また、言葉は「教え込む」よりも、日常のやりとりの中で育っていくものです。

  • 子どもの興味に寄り添う
  • 気持ちを言葉にしてあげる
  • 一緒に楽しみながら会話する

こうした積み重ねが、言葉の土台になります。

不安を抱え込みすぎず、必要であれば1歳半健診や専門機関に相談することも大切です。“今できる関わり”を続けながら、焦らず成長を見守っていきましょう。

ぬんママ
Author: ぬんママ

プレママさん&ママパパの悩みを解決する情報を発信します! 令和6年10月生まれの娘のママです 戦友として一緒にゆるく楽しく無理せず頑張りましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です