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「赤ちゃん言葉って使わない方がいいの?」「『ワンワン』『ブーブー』って言っても大丈夫?」
育児をしていると、一度は気になるテーマではないでしょうか。
SNSやインターネットでは「赤ちゃん言葉は使わない方がいい」という意見も見かけますが、本当にそうなのでしょうか。
私は教員免許を取得し、現在は1歳の娘を育てています。
教育について、特に「言語学」の分野を学んできた経験と、実際に子育てをする中で感じたことを踏まえながら、赤ちゃん言葉との付き合い方についてお伝えします。
結論|赤ちゃん言葉を使うこと自体は問題なし

結論、赤ちゃん言葉が悪影響になることはほとんどありません。それを言ってしまえば、バイリンガル、トリリンガル教育の環境なんて最悪になってしまいますからね。
赤ちゃん言葉を使うことが、直接発達に悪影響を与えるという明確な根拠はありません。むしろ、赤ちゃんと楽しくやり取りをすることや、たくさん言葉をかけることの方が大切です。
例えば、「ワンワンだね!」だけではなく、「犬だね。ワンワンって鳴くね。」
というように、赤ちゃん言葉と正式な言葉を一緒に伝えると、自然と言葉の幅が広がっていきます。
赤ちゃん言葉を使うメリット

赤ちゃん言葉を使うメリットはたくさんあります。メリットデメリットを理解して使うことも重要です。
音がシンプルで繰り返しが多いため、赤ちゃんも反応しやすい特徴があります。そして何より覚えやすい。
「いぬ」「ねこ」よりも「わんわん」「にゃんにゃん」のほうが覚えやすいので、言葉が話せるかどうかという指標で比べるなら、かなり早く覚えてくれます。
笑顔でやり取りをする時間が増えることで、言葉だけでなく親子の関係づくりにもつながります。子どもにとっても理解できる、よりも伝えられた、共有できたという感覚は+にはたらきます。
「正しい言葉」にこだわってコミュニケーションの幅をわざわざ狭める理由はないと思います。
「ブーブー」「ワンワン」などは、初めて覚える言葉としても身近です。そこから正式名称へと少しずつつなげていけば問題ありません。
1歳8か月現在、犬とは言いませんが、犬はどれ?と聞くとしっかり理解しています。
同じ意味でも「犬」「わんわん」「わんちゃん」「Dog」どれも同じ意味として理解できているので、覚えるきっかけとして一番話しやすい言葉を選ぶのはいい事であると言えます。
実際に語彙数、発声の機会、アイコンタクト、社会性などへの影響では、科学的にメリットが大きいとされています。
赤ちゃん言葉を使うときの注意点

赤ちゃん言葉を使うときの注意点をいくつか紹介します。
赤ちゃん言葉だけで終わらせず、「これは車だよ」「犬さんだね」というように正式名称も伝えていきましょう。
これは3歳までに、一致できるといいでしょう。そこまで焦る必要はありません。伝える力が十分についてからで大丈夫です。
保護者が赤ちゃん言葉を使うことに違和感がある場合は、無理に使う必要はありません。自然な言葉でたくさん話しかけることの方が大切です。
教員として学んだこと・親になって感じたこと

教育を学ぶ過程で、「言語学」も英語教免を得る過程で学びましたが、「赤ちゃん言葉」のデメリットはほぼないと言えるでしょう。
ただ、実際に育児してみて「混乱」しやすい状況を作る可能性もあるなと感じました。
教育を学ぶ中でも、「安心してやり取りができる環境」は言葉の発達に欠かせないと学びました。正しい言葉だけを教えることよりも、「伝えたい」「聞いてもらえた」「伝わった」という経験が重要です。
指差しなども有効で、絵本の読み聞かせや図鑑の活用が最も効果的なので、ぜひ「言葉」ではなく「コミュニケーションツール」としてみてほしいと思います。
私は家では英語を使う機会も多いのですが、やはり日本語と英語で違う場合、戸惑う姿も見られました。コミュニケーションの回数を重ねるとそこまで気にならなくなりましたが、これは赤ちゃん言葉でも同様のことは起きると思います。
ただ、基本的に0~2歳ではまだ「伝える力」が「理解する力」に及んでいないことが多いです。理解ができるなら発する言葉くらい、話しやすいもの優先でいいと思っています。
例えば、「ぞう」と「Elephant」なら前者、「おつきさま」と「moon」なら後者、など、英語と日本語がごちゃ混ぜですが、特に不自由はしていませんし、保育園で自然に学んでくる言葉も多いので、そこまで心配する必要はありません。
赤ちゃん言葉に関するよくある質問

赤ちゃん言葉に関してよくある質問をまとめました。学生時代の私の疑問も少し混ぜてみました笑
年齢で区切る必要はありません。成長に合わせて、少しずつ正式な言葉を増やしていけば十分です。
「会話」として話せる時期になったら、切り替えてもいいかもしれませんが、幼稚園や学校などで自然に学ぶ、修正されることも多いです。
「はずかしい」と言う感覚が出てくる時期にも個人差があるので、無理して修正しなくてもいいと言えます。
現時点では、赤ちゃん言葉を使うことだけが原因で発音や言葉の発達が遅れるとは言えません。むしろ、発語機会の増加にはおすすめしたいです。心配な場合は健診や専門機関へ相談しましょう。
赤ちゃん言葉を避けていたけど周りが使うから使うようになった。という不満の声も大きいですが、世間ではデメリットがないから使われているんですよね。
他にも、「かぁちゃん」って呼ばせていたのに、いつの間にか「ママ」に…と言う声も多く聞きます。その言葉をどう使うか、よりも理解できているかどうか、会話ができる歳になって使い分けられるかどうかを重視してみてください。
科学的にはデメリットがあるという研究はありません。ただ、多言語の場合(赤ちゃん言葉と正式名称の併用も似た環境と判断※個人的見解です)には、混乱する傾向はあると言えるでしょう。
しかし、それ以上に言語習得機会の増加、コミュニケーション能力の向上、前頭前野が鍛えられることにより、ワーキングメモリの増加や注意の切り替え、状況理解などの能力向上が見込まれるため、長期的にはメリットばかりだと思います。
多言語言語教育であれば、前頭葉・側頭葉・基底核・小脳・白質など構造的、機能的変化が認められているので、いいことづくしかと…
まとめ|赤ちゃん言葉はメリットの方が大きい!
赤ちゃん言葉を使うこと自体を心配しすぎる必要はありません。それよりも、
- たくさん話しかける
- 一緒に笑う
- 正式な言葉も交えて伝える
ことが、子どもの言葉の発達には大切です。「赤ちゃん言葉はダメ」と考えるのではなく、親子が楽しくコミュニケーションを取れる方法を選んでいきましょう。
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ぬんママの知恵袋 
