こんにちは、ぬんママです。離乳食も後期に入り、赤ちゃんはモグモグ・カミカミ期に突入します。
この時期は食べられる食材が増え、手づかみ食べやスプーン練習も始まるなど、成長の幅がぐっと広がる時期です。
この記事では、離乳食後期(9〜11か月)の進め方や1日のスケジュール例、献立や食材のポイント、食べムラへの対応まで、ママ目線でわかりやすくまとめました。
後期離乳食を安心して進めたい方の参考になると思いますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
離乳食後期(9〜11か月)の特徴

離乳食後期は9~11か月、今まで2か月単位で進んでいたのですが、後期はゆっくり進むイメージです。私は離乳食後期を12か月くらいまで続けていました。
対象月齢は9~11か月ですが、発達の目安もしっかりと考慮しましょう。
- 1日2回の離乳食が安定している
- バナナくらいのかたさでも食べられる
- 手づかみで食べてみようとすることがある
基本的に、歯の生え方は気にしなくてOKです。私の娘は2本くらい、でも結局歯があっても使っているとは限らない…笑
もぐもぐ、かみかみと教えてもなかなか難しいようで、噛むのは歯というより歯茎や口蓋をつかっている気がします。
気になるようでしたら、中期のかたさのまま3回に進めるだけでもOKです。
食べられる食材は、離乳食中期とあまり変わらない気もしますが、いくつかリストアップしたので参考までに。初期・中期の食材は載せていないので、ぜひ過去の記事からリストのチェックをしてみてください!
離乳食後期の進め方

離乳食後期は中期と同じように、いきなり2回食から3回食に増やしてOKです。食べる事にはもう慣れているので、意外と何もなかったかのように進みます。
離乳食後期になると、回数は1日3回になります。目安量は以下の通りです。
- 炭水化物 80~90g
- 野菜・果物 30~40g
- タンパク質 魚・肉15g、卵半分、豆腐45g、乳製品80g
離乳食後期になると、手づかみで食べたり、スプーンにチャレンジすることも可能になります。ただ、その子によって食への興味や器用さもあるので、自分の子の発達や興味の度合いからママが判断してOKです。
私の場合は、手づかみ食べはチャレンジさせることが多かったのですが、食べ物を投げたりひっくり返したり、スプーンを投げる事が多すぎて心が壊れかけたので、スプーンはほとんど練習しませんでした。
スプーン食べが早い子は1歳3か月くらいで自分で食べている子もいますが、こういう形が多いなぁと。

おすすめのスプーンはこちらですが、また今度、カトラリーレポを書こうかと思います!

とりわけに関しては、私は「目の前に置く」ができなかったのですが、食べないときには少しずつ取り分けるのがよかったかなと思います。
時短レシピの工夫はとにかく、野菜を切りまくってフリージング。
まずは野菜をとにかく5㎜角くらいで切っておきます。私の場合、味付けや食事のレパートリーは以下のような感じでした。
- おかず① 野菜75%+タンパク質50%
- おかず② 野菜25%+タンパク質50%or野菜25%のみ
- ごはん 80~90g
- デザートに果物少々
この4倍量を1度に同じ鍋で同じ味付けで作って、だいたいですが4等分にしてフリージングしていました。これを6種類作ればだいたい一週間くらいで食べきることができます。
- 豆乳+トマトペースト
- 豆乳+コンソメ
- 豆乳+とうもろこしフレーク
- だし+みそ
- だし+だし醤油(濃すぎないように注意)
- だしのみ
- 鰹節のみ
- 青さ
- バター などなど
食べムラや偏食への対応に関しては別の記事でもまとめますが、私が後期に実践して効果のあったものをご紹介します!
- 食べやすい食材を把握しておく
- 食べなかったら、さつまいもなど炭水化物だけでも!
- つかみ食べ→食べやすい小さな一口サイズにしてみる
- ママも楽しめないときはすぐ終わりにしちゃう
- 人形に食べさせるふりをするorママも食べるふり
- ママやパパも一緒に食べてみる
- ごはんの時間は決まった音楽(楽しいイメージ)を流す
- スプーンに乗せる量を少なくする
離乳食後期の1日のスケジュール例
離乳食後期の1日のスケジュールはこんな感じでした。ちなみに、私はごはんのあとの授乳は中期のころからしていません。
栄養士さんとも相談して、しっかり食べられている+食事中や直後に水分をとりすぎると戻してしまうので…
卒乳時はかなりスムーズだったのでよかったなと思いますが、同じスタイルでやってみたいなと思う人はぜひ栄養士さんに相談してみてください!
後期の初めごろはまだ授乳していましたが、終わりごろにはしなくなっていましたね。
夜泣きがまだ5~6回はあったので、頻回で添い乳していた日は朝の授乳がない日も多かったです。
ごはんはすべてフリージングしてあるので、チンするだけ。朝はパパと一緒に食べます。
ごはんは投げたりするのでつかみ食べさせることはさせないぶん、おやつをパンケーキやサツマイモなどのおやきでつかみ食べの練習を。
ご飯後の授乳、私はしていなかったのですがそれでも十分に食べていればおなかすいたとぐずることもほとんどないです。
添い乳でお昼寝させることも多々ありますが、外出先で寝た場合は授乳なしです。これはAMの添い乳寝でもいえることで、1日で夜しか授乳しないことも多々ありました。
ばんごはんまで時間があるので、その間におやつを食べることもあります。基本は米粉のパンケーキかおやき。
よく使う食材レポも今後書いていこうかな。
お風呂→着替え→ドライヤー→歯磨き→授乳→絵本→就寝
授乳で寝落ちすることもありますが、基本はこの流れです。
離乳食後期の注意ポイント

離乳食後期のポイントをまとめてみました。
つかみ食べを初めてもOKな時期ではありますが、いや、ほんとに詰め込みすぎるんですよ。
小さく切ってもいっぱい入れておえぇってなるんで、与えるものの大きさに関係なく目を離さないようにしてください。
アレルギーへの対応は、まだチャレンジしていない食材があったら早めにチャレンジしておきましょう。これに関する記事も今後書こうと思います!
無理なく進めるための工夫としては、「途中で切り上げることに戸惑わない心」ですかね。
おとなしく食べる子はいいんです。私、妹が5個下で小さいころからの記憶、ちゃんとあるんですけど…
娘みたいに本当に食べ物投げたり、お皿ひっくり返したりするのは知らなくて。スプーンが嫌な日もあれば、スプーンが嫌な日もあり、そもそも食べるの嫌!って日もあるけどママには全く分かりません。
1回、「ママも嫌!」って大きい声を出したことがあって、その後はもうごはんの時間に楽しそうにするというか私の様子を気にしてましたね。それも2回くらいで終わりましたが…
やっぱり楽しくないことはやりたくないのは大人と同じで、その「食べたくない」の原因が体調とか気分なだけならいいんですが、私たち親が原因になっちゃいけないですよね。
食べない焦りよりも、その原因にならないことに尽力することが大事だと思います。
離乳食後期、だいぶこどもらしい生活リズムになったとはいえ、やっぱり大人と同じリズムではないので一緒に食べる時間を作るのは難しいです。
ただ、休みの日だけでもみんなでたべるのおいしいねとか、そういう声掛けをしながら笑顔で食べる努力をしてみてください。
みんなで食べたから食べる?そういうわけじゃないんです。でも、みんなで楽しそうに食べている中に私も入りたいなと少しでも思える環境を作ることが、少なからず「食育」になると思います。
まとめ|離乳食後期は特に「楽しく」を意識しよう!
きれいごとを言いますが、とにかく楽しく、離乳食を進めましょう!仏になりきってください!笑
スープを口に入れて顔に吹きかけてきたり、みかんを床に投げつけてつぶれて自分でやったのに泣いたり、スプーンをごはんが乗ったまま投げたり、お皿をなげつけたり…。
私は後期で3回くらい怒鳴って、1回、お椀を床に投げつけましたね。はぁダメな母。こういう姿、皆さんは絶対見せないでくださいね、子どもは本当に親をよく見ているので。
そしてなるべく笑顔で、おいしいねと言いながら進めましょう。ママのメンタル勝負です。健闘を祈っています。
ぬんママの知恵袋 
