こんにちは、みぃです。出産が近づいてくると、病院から「バースプランを書いてきてください」と言われることが増えますよね。
でもいざ書こうとすると、
「みんなどんなことを書いてるの?」「書きすぎると面倒がられない?」「逆に何も書かないと後悔しない?」
と悩むママも多いです。
私も初めての妊娠で、何をどう書けばいいのか分からずネットを見まくりました。
この記事では、私が実際に提出したバースプランの例や、書いてよかったこと・後悔したことをリアルに紹介します。
これからバースプランを考えるママが、少しでも安心して準備できるようにまとめたので、ぜひ参考にしてください。
バースプランとは?簡単におさらい

バースプランは、出産するママが理想のお産を実現するために病院へ提出する「注文書」です。もちろん、病院はなんでもやさんではないので、すべてのバースプランを認めてくれるわけではありません。
自分の理想と、病院の実現可能な範囲でバースプランを作ることで、安心して出産に臨むことができます。
バースプランは、病院側にとってもママがどんなお産をイメージしているのか理解する機会にもなります。特に初産のママは初めてで勝手がわからないことも多いです。
バースプランは理想かなえるためのものでもありますが、実際のお産の流れを細かくイメージする意味もあります。
私の病院では、28週にバースプランの紙をもらい、32週で確認するという流れでした。病院側から何も言われない場合は「バースプランを提出したいのですが、可能な範囲で対応してもらえますか?」と声をかけるといいでしょう。
病院や助産師さんも、お産は1度きりでおなじ出産はないことを知っています。基本、嫌がられることはありません。
しかし、病院の方針やルール、そして当日の状況によってバースプランの内容がすべて実現できるとは限りません。それを理解したうえで提出しましょう。
バースプランの例【シンプル版】

バースプランの書き方がわからない人のために、いくつか例をご紹介していきます。
初めての出産で最低限書きたい項目をご紹介します。あくまで主観ですが、調べるまで分からなかったこともあるのでぜひ参考にしてみてください。
- 陣痛の間の過ごし方(音楽・アロマなど)
- 出産時の希望(立ち合い時の撮影など)
- 処置について(導尿や会陰切開について)
- 産後のケアについて(授乳より寝かせてほしいなど)
導尿については、私の友人の経験から聞いて知りましたが、かなり痛かったと聞きました。実際、導尿しないと決めていたので、出産直前にトイレに行くように言われていて、その通りにスムーズに動けました。
事前に流れがわかっておいてよかったなと思います。
私は友人と比較するとシンプルな例に当てはまるようなので、実際の私のバースプランを例としてをご紹介します。
陣痛の間の過ごし方 | なるべく楽な姿勢で過ごしたい |
基本は1人(旦那と2人)で過ごしたい | |
陣痛時から撮影がしたい | |
旦那に何をしたらいいか教えてほしい | |
出産時の希望 | 撮影がしたい |
いきみ方を教えてほしい | |
直後の体重計の上の写真を撮ってほしい | |
最初の抱っこはパパ | |
家族3人で写真を撮りたい | |
処置について | 会陰切開は必要であれば何も言わずにやってほしい |
導尿はしないでほしい | |
痛み止めをしっかり出してほしい | |
眠れない場合は睡眠薬もだしてほしい | |
促進剤など適切な処置が必要な場合、悩まずすぐに言ってほしい | |
産後のケアについて | 夜はゆっくり寝かせてほしい |
ごはんはゆっくり食べたい | |
旦那以外の面会は断ってほしい | |
なるべく同室ですごしたい |
赤い部分は、病院の方針おなじ時間帯にもう2人の出産もあったことからかなわなかったバースプランです。
動画での撮影は禁止、旦那は困っていたけど、いきみ逃しのやり方だけは教えてもらったみたいです。
バースプランの例【細かく希望を伝える版】

先ほどのバースプランの例はシンプルな方でしたが、もっと細かいバースプランもあります。
今回は友人のバースプランがすごいと思ったので、こちらに載せさせてもらうことにしました。
経産婦さんは特に、出産の勝手がわかっている方が多いでしょう。上の子との立ち合い、写真や動画撮影の仕方、産後ケアまで細かくバースプランにする人も多いです。
特に無痛分娩はバースプランでも1番ベーシックかもしれません。しかし、無痛分娩や高度な処置は可能となる病院が少ないので、初期の段階で無痛か自然かだけは決めておきましょう。
先ほど紹介したシンプルなバースプランに加えてこんなものもあるよという例を紹介するので、ぜひ書き方の参考にしてみてください。
陣痛の間の過ごし方 | 持参のアロマを焚いてほしい |
陣痛時助産師さんに行き見逃ししてほしい | |
好きな音楽をかけたい | |
いきむときに痔が悪化しないようにしてほしい | |
出産時の希望 | 水中分娩がしたい |
こどもも一緒に立ち会って出産したい | |
頭が出てきたら出てくる前に触りたい | |
胎盤を旦那に見せてほしい | |
カンガルーケアをしたい | |
処置について | 無痛分娩がしたい |
導尿はしないでほしい | |
なるべく会陰切開しないでほしい | |
帝王切開は限界までしたくない | |
必要な処置でも確認してから行ってほしい | |
産後のケアについて | そのまま宿泊の産後ケアを利用したい |
なるべく子供を預けて休みたい | |
完全母乳orミルクで育てたい | |
搾乳の仕方を教えてほしい |
私は、病院での出産だったのでカンガルーケアやこどもの立ち合いはできませんでしたが、助産院は比較的バースプランを認めてもらいやすいとされています。その分医療行為には制限があるのでご注意を。
処置に関して素人がどうこういうのはどうなのかな…と思いますが、薬やパニック発作につながる医療行為に関してはお医者様とよくご相談されるとよいかと思います。
バースプランを書いてよかったこと・失敗談

バースプランを書いてよかったことは、出産のイメージがしやすかったことです。通らないバースプランもあったけど、できないことがわかると諦めつくし、こういう流れになるので~って説明してもらえるから流れの確認もできました。
ただ、私の2人目の時は同時刻に私含め3人のお産だったので、かなりばたばたで旦那もほぼ放置で、そこは仕方ないなと思いました。
書いてよかったのが、痔が悪化しないようにいきむときに押してほしいって書いたことです。いや、笑い事じゃなくて。
妊娠中、いきむことが多くていぼ痔になり、インスタでそれがカリフラワーみたいに悪化したってレポ見て、そして私の実母の話も聞いて、真っ先にバースプランに書きましたが、悪化することなく出産できました。
あれも書けばよかったなと思うのは、産後の写真、マスク撮ったショットが欲しかったな…。っていうのと、こどもが立ち会える助産院も検討しておけばよかったかと思っています。
でも病院スタッフはバタバタのなか対応してくれて、産後のケアも手厚かったので感謝でいっぱいです。
バースプランを伝えるときのポイント

バースプランを伝えるときは、病院側に、私はこうしたいの!じゃなくて、「できる範囲でお願いします」という姿勢が伝わるようにしましょう。
病院スタッフも人間です。できないこともあるし、「妊婦様」を相手にするのは大変です。無理な要求はせず、どうしても希望通りでなければ気が済まない場合はかなえてくれる病院を探しましょう。
あくまでも「できる範囲で」を伝え、理解ある姿勢を見せましょう。当日、余裕があったらでいいのですが~と前置きすると、バースプランの内容にもうなずいてもらいやすいです。
病院スタッフも思い出に残る素敵な出産を経験させたいと思っています。ただ、お産は無事に生まれてくることから何から、確実なことは言えません。その点を理解したうえでバースプランを作成し、伝えるようにしましょう。
バースプラン書いたのに全然かなえてくれんかった~って声よく聞くけど、陣痛の初めのほうは間隔もあるから、再度バースプランの確認していいですか?って聞いておくと安心です。
私の友人は、なんか音楽かかってる~いいにおいする~って思ってたら隣の人とバースプラン入違ってたって言ってました。こんなハプニングもあるので、ぜひ思い出して確認をしてみてください!
まとめ|バースプランで理想のお産をかなえよう!
この記事ではバースプランの書き方や具体例をご紹介しました。みなさんの心に響くバースプランはありましたか?
初産婦、経産婦、どちらにとっても人生で立った1度きりのお産です。バースプランを自分と病院の両方のために作っておきましょう。
簡単にまとめられるようにリストを作ったので、ぜひダウンロードして活用してみてください!
また、出産準備を進めている方は出産準備についての記事も参考にしてみてください。