こんにちは!ぬんママです。今回は妊娠中理解のない夫にどう対処したかをご紹介します!
うちはモラハラって感じじゃなくて共感力皆無、かつなんでも私に聞いてくるタイプですが、かなりいらいらすることが多かったです。
そんな私の対処法がみなさんと、みなさんのパートナーに合えばいいなと思います。
妊娠期間は父としての自覚はなくてもいい!夫としてのサポートを
妊娠してないからパパの自覚がわかないっていうのは正直仕方ないと思うようにしましょう。でも、まだパパじゃなくても、あなたと命を作ったパートナーであることは理解してほしいところ。
ママはその言葉のまま、「命を削って」新しい命をつくっています。そんなたいそうな事、1人でできるほうがおかしいのよ。
パートナーとして、「実感がわかない」って理由で協力を放棄するのは違うということを理解していただきたいところです。父としては求めない、パートナーとしてしっかり話を聞いて支えてくださいって姿勢が重要。
妊娠中のメンタルだと「夫が理解してくれない」って思っちゃうけど、どうしたら理解して協力してくれるかを考えましょう。理解できないことを責めるんじゃなくて、どうしたら理解できるか工夫しなきゃいけないんです。
私たちだって、玉を蹴られた痛みを理解しろって急に言われても無理でしょ?それと同じ。笑
たとえ調べたとしても、人間は自分に都合のいい情報を集めるようにできています。妊娠って人それぞれだから変な情報をとってこられても困るので、自分の口でしっかりと伝えることが重要です。
妊娠について理解のない夫に伝えるべきこと
妊娠中、理解のない夫に伝えるべきポイントは大きく分けて5つです。
- 妊娠中の体の変化
- 何がつらいか
- 何をしてほしい・やめてほしいか
- 自分自身もわからないことがたくさんあるということ
hCG:妊娠すると増え、子宮内膜を維持して妊娠を継続するために不可欠なホルモン。妊娠前からの変化量が大きいとつわりがより悪化するのではという研究結果がある。頭痛、イライラ、落ち着きのなさ、疲労、不眠、眠気、吐き気につながる。
エストロゲン:女性ホルモンと呼ばれ、女性らしいまるびたかただをつくる。血流を増加させるため、頭痛、鼻づまりにつながる。また、色素の沈着を促す。
プロゲステロン:胎児の発育、出産に向けて骨盤の筋肉増強に必要。胃腸の不快感、股関節、発汗量増加、日中のどうしようもない眠気につながる。
妊娠中は目に見える体の変化、そして目に見えないホルモンの変化がかなり大きいです。おなかが大きくなってくると自覚を持ち始めたりもするけどそれじゃ遅いんです。
妊娠中に限らず、ホルモンの変化に振り回されている私たちですが、男性にはなおさら理解できないものです。妊娠中は眠気やだるさ、情緒のコントロールに大きく関わるホルモンが変化しているので、この表を見せて理解してもらうようにしましょう。
産後、ホルモンが急激に減少しますが、減ったから元通りというわけではありません。急激な変化によって情緒が不安定になることも理解しておきましょう。
妊娠中、何がつらいかは人それぞれです。つわりの症状を調べても、あなたと全く同じ症状がある人のレポートはなかなか見つからないでしょう。つわりの症状も日によって変わったり、1日の中でも変わったりしますが、いちいち言わないとわかりません。
何がつらいかを毎度伝えるようにしましょう。「毎回つらいアピールしんどいんだけど」と言われたら、「毎回毎回実際につらくなるのとどっちがしんどいと思う?だったらわざわざ言わなくてもわかってよ」って言ってやりましょう。
妊婦のつらさは人それぞれです。夫は周りの話やネットの情報をよく信じますが、あれは参考になりません。実際に私たちも「つわりいつまで」と調べて16週までかぁと思いながら産後までつわり症状と付き合うこともあります。
私は吐きつわりで、臭いつわりはなかったのでお弁当やご飯をつくることができていましたが、臭いがダメだったら絶対無理でした。芸能人でジムでトレーニングする妊婦もいますが、そんなの一握りの医者から許可を得た妊婦にしかできないことですし、比べられたらたまらんです。
ネットや他人と比べても意味がないことを伝える必要があります。
ここが重要!何をしてほしいか、何をしてほしくないかまで伝えなければいけません。「つわりで動けないのね、家事出来ないのね。そしたら今日はいいよ。」あるあるです。
明日元気とは限らない、いつまで続くかわからないということに理解のない人はたくさんいます。つわりが終わるまでは自分でアイロンかけてね、今日はご飯作れないから、晩御飯買ってきてor外で食べてきて。
特に、ごはんに関しては買ってきてというと自分の分しか買ってこないのはあたりまえです。自分にも買ってきてほしい場合には〇〇を買ってきてとものを指定して頼むようにしましょう。
理解のない夫に限らず、自分自身もわからないことがたくさんあることを伝えましょう。赤ちゃんは元気なのか、つわりはいつまでなのか、流産の危険性がどのくらいあるのか…
毎日検索おばけになっても解決できない、そんな悩みと向き合っていることを理解してほしいです。
理解がないのになぜ知ってる?この情報はもう古い!
理解のない夫でも、変な情報は外から仕入れることが多いです。つわりは病気じゃないの意味もわかってない。病気じゃないから直せないって意味なのに勘違い男多すぎる。
食べなきゃ育たない?食べなくても特に胎盤できる前は備蓄されてる栄養で育つのでママが食べる食べない関係なく育ちます。むしろ食べ過ぎると高血圧とか危ないので無理に食べさせないでください。
動かなきゃ生まれない?歩けって言われる妊婦もいればじたっくで絶対安静にしてなきゃいけない妊婦もいる。妊娠・出産は人それぞれなんですよ。
こういった間違った情報、古い情報は両親も持っていることが多いです。「あら、私のときは~」っていうけど、昔のことはもうどうでもいいのよ。
今は2024年、令和の時代なので、祖父母や両親の時代よりたくさんの研究がされ、医療も進展しています。「〇〇 医学的根拠」「〇〇 論文」と調べると出てくる論文もあるので、ぜひ現代医療を批判されるようなら読ませてみてください。
ちなみに、スピリチュアル的なものを信じ込んでいる場合も注意です。そういった人は勉強不足なので、科学的根拠やお医者さんからの説明を録音して聞かせるのがおすすめです。
【体験談】ぬんママの場合|夫が理解してくれなかったときの対応
私が夫に対して理解のない夫に対して効果のあった対処法をご紹介します。特にLINEノートにつらいこと書き出すのはちょっとすっきりしました。みなさんもぜひ弱気にならず、人間作ってるんだぞ、このくらいわかってくれマインドで試してみてください!
妊娠初期はとにかくつわりがつらかったので、何もできないことを伝えました。だるい、頭痛などは目に見えないのでホルモングラフで説明しました。
つらいことを伝える
→水も食べ物も全部吐く。ずっと二日酔いみたいな感じ。とにかくねむい。(4週半~6週まではにおいも×)
それ以外は大丈夫だからにおい平気な時はごはんは作るけど、作れないときもあることを理解してほしい旨を伝える
ご飯をつくれないときは、しっかりと連絡する。作れないがデフォルトなら作れるときだけ連絡するようにする。
連絡なしでごはんない、っていうとさすがになんで連絡しないのってなるらしい。
18週でつわりが終わった?のかな。けど情緒の不安定さと眠気がひどいことを伝える。
ある日、夫の友人が泊まりに来る予定が入り、お昼にカラオケ、夜はうちでご飯を食べる(私が作る)ことに。しかし、19:00まで連絡来ず、もともと情緒不安定なところにそんな事件があったので私がぶちキレる事件発生。
その日は絶対に顔を合わせるなと言って寝室にこもり、次の日の朝、画像のような課題と「前面に出してないけどこんだけ辛いんやで、こんだけ我慢してるんやでリスト」をつくりました。ぜひ参考までに。
妊娠後期、夫はいつまで酒を飲むのか問題。私はお酒が好きで、日本酒とか梅酒とかよく飲んでいたのだが夫は普通に私の前でもお酒を飲みます。いいよとは言ってるけど。その分、臨月に入ってから子供の体調が安定するまでは飲まないでって条件付きです。
中期の事件も飲みすぎたことによる判断力低下が原因。そこまで飲めるのがすごいよね、理解のない夫というよりそれを理解できない私。
妊娠後期入ったら、っていつ?みたいになるので、何月何日からはお酒禁止で、飲み会も断ってとはっきりといいました。上司に付き合い悪いと思われるか、大事な出産に力にならず一生ぐちぐち言われ、離婚まで考えられるのどっちがいいの?って感じです。
酒飲んでたらもうパパって呼ばせず、一生おじさんって呼ばせるとかもあり。私は授乳期間も飲めないんだから損ぐらい我慢しろ。卒乳もまた、ゴールが見えないからそれも伝えておくといいかも。
まとめ|妊娠中に理解のない夫には「伝える努力」が必要
妊娠中、わかってもらえないっていうのは伝えきれていないことが多いです。0から100まで言わないと理解はしてくれません。その努力が私たちに必要な事なんです。
また、ネットで調べるように言ったところで間違った情報や、自分に都合のいい情報を集めてくることが多いです。正直私もわざわざ言うくらいなら黙って我慢しようってタイプなので、面倒な気持ちはわかります。
しかし、産後になって子育てとなるともっとわざわざ言わなきゃいけないことも増えるので、妊娠中身も心も安全に過ごすために少し頑張って「伝える練習」をしてみてください。
それでもわかってもらえないときは友人や実家に逃げるのもありです。そこまでしないとSOSに気づかない人間もいます。
今からパートナーとしっかり会話をして、平和な妊婦ライフを過ごせることを願っています!