こんにちは、ぬんママです。赤ちゃんが生まれて最初の大きな育児イベントが「沐浴(もくよく)」。しかし「パートナーが仕事でいない時間にどうしても1人でやらなきゃ…」という場面は多く、ワンオペでの沐浴に不安を感じている方は少なくありません。
「赤ちゃんを落としたらどうしよう」「両手がふさがって焦る」そんな気持ちを抱えるのは自然なこと。この記事では、1人でも安心してできる沐浴の手順を写真付きで解説し、準備やコツも詳しく紹介します。読んだ後には「自分でもできそう!」と思えるはずです。
ワンオペでの沐浴は不安?よくある悩み

ふにゃふにゃの赤ちゃんを1人で沐浴させるだと!?って不安になりますよね。まず、両手で抱えないと不安定ですし。悩み対策をまとめてみました。
慣れないうちは小さな体を支えるのが難しく、両手が同時に必要になるシーンが多いため「落としそうで怖い」という声が目立ちます。また、石けんやガーゼを取ろうとした瞬間に赤ちゃんから手を離せず、焦ってしまうことも。
でも、手が足りなくてもできることはたくさんあるんです!そのコツも詳しく教えていきますね。
結論からいうと、しっかり準備をすれば1人でも十分に沐浴できます。ポイントは「必要なものを手の届く範囲に配置する」「赤ちゃんの安全を最優先にする」こと。段取りさえ整えれば安心感が増します。
正直、産後ゆっくり赤ちゃんと一緒にお風呂に入るのは難しいので、自分がゆっくり入るのは別に時間を作るようにする必要があります。今回は赤ちゃんファーストでのワンオペ風呂のやり方を教えていきます。
沐浴ワンオペの準備|必要なグッズと環境作り

ワンオペ風呂ってバウンサーとかベビーバスとか必要と思うじゃないですか。そんなのなくてもできます!あった方がいいんだろうけど、今回はなしの場合でのやり方を説明していきますね。
- ベビーバス
- フェイスタオル(大判)
- ベビー用石けん(泡で出るタイプが便利)
- 着替え一式
- 保湿剤
- バスチェアや沐浴ネット:片手を離しやすい
- 沐浴マット:ベビーバス内での安定感アップ
- プラスチックピッチャー:お湯をかけやすい
- 室温は 25〜27℃前後 に調整
- お湯の温度は 38〜40℃ が目安(給湯器の温度設定でOK)
- ママの保湿は授乳しながらがおすすめ
【写真付き】ワンオペ沐浴の手順
今回は赤ちゃんの沐浴と、ママのお風呂、ワンオペしながら同時に終わらせるスタイルで教えていきます。
まずはお風呂を入れる&浴室、脱衣所を温めます。私の家では乾燥機を回して温めていました。
脱衣所に用意するもの
- ママの着替え
- 最低限の顔保湿
- おむつ
- バスタオル(ママとベビ用)
- フェイスタオル
リビングに用意するもの
- ベビーの服
- ベビー用保湿剤
- ミルク(少し熱めに用意)
- ママ用吸水
- ママ用しっかり保湿セット

お風呂に行ったら、まずはベビーを寝かせておきます。沐浴期はまだママはシャワーですよね。
脱衣所に寝かせてドアを開けたまま、またはお風呂に蓋をして、その上にバスタオルを敷いてその上に寝かせます。
バウンサーやラックがある方はそちらを活用しても◎

次は赤ちゃんの番です。まずは服を脱がせます。ママは膝上にフェイスタオルを敷いて、お湯をかけ、そこに赤ちゃんを寝かせます。これで滑るのを防止!ベビーバスがるならそこで◎
沐浴指導の通り、赤ちゃんを洗っていきます。お湯を手でかけるやり方で教わるかと思いますが、この時点でもう水圧に気をつければシャワーで直接かけても大丈夫です。特に顔は頭からシャワーするようにしておくと後々楽だと思います。
あと、沐浴布を使っていた方は、着ていた肌着をそのまま代用するのがおすすめです。体に何かがかかっていれば安心できるので、なんでもいいのですが、肌着は濡れても重くなりすぎないのでおすすめです。
頭の前半分と顔→流す、体の前面→流す、裏返す、頭の裏面→流す、おしり→流す、最後に頭からかける、が私流。
一緒に入らないよ~って場合は洗面台とかベビーバスを使うのもいいと思います。

私はベビーバスがなかったので、首を支えながらバケツ風呂に入れました。3~5分つかればOKなので、長時間の沐浴にならないように注意しましょう。
お風呂の半分蓋をしておいて、その上にベビーバスまたはバケツ風呂を置くと一瞬ですが一緒に浸かれます。バケツや箱の場合は、使ったフェイスタオルを首に充てておくと手を使わなくても大丈夫です。※目は絶対離さないこと

まず赤ちゃんをベビーバス、お風呂から抱き上げて、お風呂の蓋の上または脱衣所にバスタオルを広げて置きます。おくるみしておくとおとなしいです。
おむつの中は保湿せずとも乾燥しずらいので、この時点でおむつをつけさせるのがおすすめです。
その間にパパっとママが体を拭いてお着換え、化粧水だけはつけさせてもらって…そのままリビングへGO!

リビングに行ったらまずは保湿、そしてお着替え。肌着は重ねて置いておくといいですね。
着替えが終わったら授乳でその間にゆっくりとママの顔の保湿をしましょう。これで沐浴は完了です。
お風呂場のお片づけはパパにお任せしましょうね♡
ワンオペ沐浴をラクにするコツ

ワンオペの沐浴を楽にするコツはいろいろありますが、私はそこまで苦に感じなかったな…
夜にこだわらず、ママやパパが動きやすい時間帯にするのもありです。お風呂は夜!ってイメージがありますが、入浴ではなく沐浴の時期はそこまでこだわらなくてもOKです。
そもそも昼夜の区別がついていないから、夜遅かったとしてもパパが帰ってきてからお願いするのが1番おすすめです。
お風呂に入って寝るという流れがルーティンになれば確かに昼夜の区別はつきやすいですが、無理する必要はありません。自分のリズムで沐浴するようにしましょう。
両手がふさがるとどうしても慌ててしまいますが、ベビーバス、バケツなど片手だけでも離せる状況を作っておくといいでしょう。
もちろん、目は離せませんが、置いて置ければ自分の身体も拭けます。バケツ、深さがあって狭いからこそ溺れる心配もなくてよかったです。
無理して毎日沐浴する必要はありません。赤ちゃんの肌はデリケートなので、スポンジでこすって洗うということはしないので、濡れた布で拭いてあげるのと大して変わりありません。
もちろんお風呂のほうがさっぱりはするかもしれませんが、毎日する必要はないので、非常時の練習と思って気負いすぎないようにしましょう。
ワンオペ沐浴を実際にやってみた体験談

実際にワンオペ沐浴をやっ体験談でよく聞かれることを語ってみました。
「首を支えるのが不安で、終わるまでドキドキしていた」という声が多いです。確かに首を支えるのは大変だけど、あまり力を入れすぎないようにするのがポイントです。
洗面所での沐浴は高さがつらいという声も多かったので、高さ調整が可能な椅子があってもいいかもしれません。私がバケツ風呂を強く推奨するのは、首を支えるのも力がそんなにいらないからなんです。
それもあって腱鞘炎にならずにすごせたのかなと思います。
「順番を覚えて準備を整えるとスムーズになった」と話す人が多数。毎日の繰り返しで自然に慣れます。
着替えやおむつ交換は特に、慣れてくるとスピードに差が大きく出ます。私もパパの着替えやおむつ替えは遅く感じてイライラしますね…。というのは置いておいて。
慣れてからはスピードアップ、1か月で沐浴も終わってしまうので、今度は自分も一緒にお湯に浸かれる余裕が出てくるように自分のやりやすい沐浴の流れを確立していきましょう。
「泣いても手順通りにやれば大丈夫」と気づいた時、気持ちが楽になったという体験談も。お風呂嫌いな子はいつまでたっても嫌いと聞きます。
泣いてもあやす必要はありません。といってもお風呂場は鳴き声が響いてしんどいので、無理にゆっくりお湯に浸からせなくても大丈夫です。
新生児なので暴れすぎて無理とまではいかないと思いますが、ママがしんどいときはタオルで拭くだけでOKです。外出時や緊急時の練習と思って、「今日はダメだった…」と自分を責めずに!
よくある質問Q&A

ワンオペの沐浴について、よくある質問をまとめました。
3〜5分程度でOK。長湯は必要ありません。長くなりすぎるとママの手が死んじゃうので、頭以外はしっかりとお湯に浸からせてなるべく浮力を使い、無理のない程度で終わらせましょう。
生後1か月ごろからは大人と一緒にお風呂へ移行できます。念のため、1か月検診で一緒に浸かってもいいか聞いておくといいでしょう。
私も1か月検診が終わってから浸かりましたが、その流れも今後ご紹介していきますね。
湯船に入れず清拭(からだ拭き)で対応する、家族にサポートを頼む、ファミサポや助産師訪問を利用するなどの対処法があります。
ママサポート、ファミリーサポートは自宅に来てもらって一緒に家事育児をすることができるので、練習したい場合はぜひ活用してみてください。これも今度、レポートを書いていきますね。
まとめ|ワンオペでも沐浴は大丈夫!
ワンオペでの沐浴は最初こそ不安ですが、準備と段取りを整えれば1人でも十分にできます。必要なものを手の届くところに置き、焦らずゆっくり進めることが安心の秘訣です。
この記事を参考に、自分らしいスタイルで沐浴を楽しんでみてください。おすすめのグッズや方法があればぜひ教えてください!ワンオペ沐浴からお風呂への切り替えで悩んでいる方はぜひ以下の記事を参考にしてみてください!