こんにちは、ぬんママです。出産後、思っていた以上に自分の体も心もボロボロ…。
私は自宅での育児に限界を感じ、思い切って宿泊型の産後ケアを利用することにしました。
実際に利用してみると、助産師さんたちに支えられながら心も体も回復できて、本当に行ってよかったと心から感じています。
今回は、そんな 宿泊型産後ケアのリアルな体験談をまとめました。
「費用は?どんな1日を過ごすの?メリットやデメリットは?」
これから利用を考えているママの参考になるよう、赤裸々に書いていきます。ぜひ最後まで読んでみてください。
宿泊型産後ケアとは?

宿泊型の産後ケアは、産後ケア施設や病院に宿泊して産後ケアを受けられるサービスです。私は3泊4日のケアを利用したので、ぜひ参考にしてみてください。
- 助産院
助産師が中心となって運営している施設。母乳育児や育児の悩みに寄り添ったサポートが魅力で、家庭的な雰囲気で、心身ともにリラックスできる環境が整っています。 - 産婦人科・病院併設のケア施設
医療機関と連携しているため、体調に不安があるママにも安心。出産した病院にそのまま滞在できる場合もあり、医療的なケアが手厚いのが特徴です。 - 自治体が提携する民間施設やホテル型ケア施設
ホテルのような快適な設備を整えた施設も増えています。専門スタッフによるケアを受けつつ、プライベート空間でリフレッシュできる点が魅力です。自治体の補助を利用できることもあります。
それぞれの施設によって特徴や雰囲気、サービス内容が異なるため、自分に合った場所を選ぶことが大切です。見学や事前相談が可能な場合は、積極的に利用してみましょう。
産後ケアは正直出産したママみんなにおすすめしたいです!本当に産後ケア、利用して救われたし、毎日は無理だけど低規定に使いたいって思いました。
上の子との折り合いがある方は、日帰り型の産後ケアを使ってみて、それから宿泊型を検討するでもいいと思うので、こちらのレポートもチェックしてみてください!
私が宿泊型産後ケアを利用した理由

私が宿泊型の産後ケアを利用した理由は、とにかくワンオペがきつかったのと、自治体の補助があったからです。補助がなかったら渋ってたかもだけど、これなら全然お金出す価値あるって思いました。
出産後1か月は夫の育児休暇があったのですが、そのあとが大変でした。朝6時出勤、夜9時ごろ帰宅の毎日で、授乳も2時間おきとかだったので、本当にしんどかった…
完全ワンオペで実家も頼れないとなると、産後ケアの利用は必須と言ってもいいでしょう。
実はもう出産前から産後ケアの利用は決めていたので、産後2か月ごろで予約していました。ただ、もう1週間早くてもよかったかな…と。
夫の休みの日が続くときは避けて、このくらいでしんどくなるなと思って予約しましたが、実際に限界ギリギリでしたね。
プレママさんで産後の育児スケジュールが気になる方は、こちらを参考にしてみてください。
宿泊中の過ごし方(1日の流れ)
6:30起床で看護師さんが来てくれるけど、実際は5時くらいに起きたな…胸が張っていたかったのですぐに授乳しました。
朝食を作ってくれる、そしてゆっくりと食べられる…。これだけでなんとありがたいことか。
授乳も、食べてる途中に泣き始めたら、「おっぱいにする?ミルクあげちゃう?」と毎回聞いてくれたので、その時の気分でお願いしたりあげたりできたのがよかったです。
他の利用者さんと被らない時間にシャワー、そしてとにかく寝まくりました。
お昼を食べ終わるまでは泣いてもミルクをあげてほしいと頼んでいたので、気にせずゆっくりできました。
タイミングよくおっぱい泣きしたので、授乳してからお昼ご飯。とにかくおいしかった…
また昼寝して授乳のタイミングで、私の希望で一緒に部屋で過ごしました。預ける・一緒に過ごすも自由なので満足度UPです。
娘を預けて早めの時間のごはん。夜食も一緒に運ばれます。夜食もすぐに食べきってしまうので、たくさんお菓子やパンを持ち込んで耐えていました。笑 産後ケア利用中、外出できないのがデメリットかも。
20:00に授乳してから娘を預けて就寝。
胸の張りが痛くて起床。娘の授乳タイミングを待って、授乳してからまた就寝。
宿泊中の過ごし方はとにかく自由でした!たくさん寝て、ゆっくりごはんを食べて…。「眠い」が解消されるだけでかなり満たされました。
食事はとにかくおいしくて夜食まであって、授乳指導はまだ「大きな口でくわえさせる」がちょっと難しかったので、指導してもらいました。
赤ちゃんのお世話はほとんどやってもらって、基本母乳育児だったので授乳だけやるという感じでした。
マッサージは母乳トラブルがあればするとのことでしたが、私はなかったので特になく、ただただ休息の時間にあてました。
ホットアイマスクを使ってゆっくりと寝て、日記をゆっくり書いて、名前入りのミサンガを編んで、出産レポを書いて…
病院を出ない範囲で自由だったので、自由時間にやりたいことがあれば本や漫画を持ち込んでもいいかもしれません。
夜の授乳は、基本はなしでお願いしたものの、結局胸が張って飲んでもらうことに。授乳1回分スキップして寝れるだけでもかなり楽でした。
また、助産師さんから育児のアドバイスをもらったり、少し話し相手になってもらったりもできたので、いい気分転換になりました。
宿泊型を利用して感じたメリット

宿泊型を利用して感じたメリットというか、メリットだらけでした…!特に回復に関しては1日でもう実感でしたね。
体の状態はとにかく「睡眠不足」だったので、睡眠をゆっくりとってご飯をたくさん食べて回復しました。
病院の産後ケアだったので、乳首のケアもしてもらえて、身体的にはHPフルチャージできたと実感できました。
育児や授乳に関してアドバイスをもらえただけでも安心しましたが、共感してもらえることで精神的に救われました。
それと、娘の成長を改めて感じられたのも救いでした。成長した姿を見てもらえたこと、そして「ママすごいがんばっててすごいよ、ちゃんと育ってるよ」って言葉で安心しました。
宿泊型を利用して感じたデメリット・気になったこと

宿泊型産後ケア施設を実際に利用してのデメリットはほとんどなかったですが、気になったことはいくつかあったのでまとめます。
私の場合は自治体の補助があったので1泊2,500円でしたが、妊娠中調べると1泊6万円とか…。ここまでの値段だと使う気にはなれなくて、だったらベビーシッターとか家政婦さん雇ったほうがいいなぁって思いました。
でも実際に産後ケアを受けてみると、やっぱりママのケアに特化しているから「産後ケア」の価値はこのくらいあってもいいんだろうなぁって思いましたね。
今回産後ケアを使ってるときに、ぬんママの記事を書いてくれているライターのみぃちゃん、ねねちゃんと話をしたけど、上の子がいると難しいなと話していました。
実際、まだ感染症対策兼、他のママさんへの配慮として小学生以下の子どもの同伴や面会は不可だったので、そうなるとやっぱり宿泊型の利用は夫や家族が上の子の面倒を見れないとハードルが高いなぁと思いました。
宿泊型産後ケアを検討している人へアドバイス

宿泊型の産後ケアの利用を検討しているママさんみアドバイス、というか事前に知りたかったことをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
私が宿泊型で持って行ったものをまとめてみました!産後ケア施設にあるものはなにか問い合わせておくといいです!おむつは持って行かなきゃいけなかったので、直前に近くのお店で買っていきました。
私の場合は、ミルク・哺乳瓶、パジャマ、スリッパは用意してもらえました。
私は産後の食欲がとにかくすごかったので、ごはんが足りなくならないようにお菓子やパンをたくさん持っていきましたが、正解でした…。
- おむつ&おしりふき
- 娘&自分の着替え
- 洗面用具
- 娯楽用品(パソコン・本・イヤホンなど)
- 充電器
- ホットアイマスク
- おかしやパン など
事前に確認しておくべきことは、実際に行ってみて結構後悔したことがあったのでまとめておきます。
外出ができなかったのですが、あとから忘れ物に気づいて、面会が不可だったら持ってきてもらうのもできなかったなぁと思うと、気持ちよく過ごすのも難しいなと。
あとはミルク、うちの子はいつものミルク意外だと吐き戻すor飲んでくれないので、その点も確認しておくといいかなと思います。
- 産後ケア施設で使えるものは何か
- サービス内容
- 面会はできるかどうか
- 外出はできるか
- ミルクは何を使っているか(違うものなら念のためいつものものを持っていくと◎)
まとめ|産後ケアは積極的に使うべし!
今回は宿泊型の産後ケアレポをまとめました。本当は4泊5日を予定していたのですが、お産が立て込んで早くに帰宅することに。
それも承知の上でいくつかの産後ケア施設から自分の出産した病院を選んだのですが、正直もっといたかった…。
宿泊型の産後ケアとなると少しハードルが高いかもしれませんが、本当にゆっくり休めるので、ぜひご家族と話し合って利用してみてほしいです。
もし「宿泊型産後ケア」が難しいなら両方使ってみたの産後ケア比較のレポもまとめていますので、こちらの利用も検討してみてください!